
どうも、当サイト管理人のりりえもんです。
今回はMr.HOBBY/GSIクレオスから販売されているMr.COLOR C15 暗緑色(中島系)半光沢を使い、
5種類の下地色に塗装 → [光沢/半光沢/つや消し]でトップを重ねて、
発色と質感の違いや、乾燥による見え方の変化を検証しました。
私の主観になりますが、今回の検証での印象としては、
隠ぺい高めで乾燥後も安定、仕上げは艶選びが主役の“ぶれない濃緑”。
この結論に至るプロセスを写真つきでまとめています。
「見せてもらうか、りりえもんの新しい検証記事の性能とやらを!」
こんな気分でさくっとどうぞ!
今回の検証内容
▼今回比較する塗料は、Mr.COLOR C15 暗緑色(中島系)半光沢です。
▼使用する下地色は以下の5色となります。
- ブラック
- グレー
- ホワイト
- ピンク
- ブルー
▼使用するトップコートは以下の3種類となります。
- 光沢
- 半光沢
- つや消し
上記5色の下地の上に、Mr.COLOR C15 暗緑色(中島系)半光沢を塗布して隠ぺい力や発色の確認を行い、
トップコート3種類を塗布した際の見え方の変化について検証していきます!
今回検証する塗料・下地・トップコート詳細
下地・トップコートの希釈率や使用した塗料の詳細は以下の通りとなります。
- 検証する塗料
- サーフェイサー
- トップコート
Mr.COLOR C15 暗緑色(中島系)半光沢に使用した薄め液と希釈率は以下の通りとなります。
薄め液 T-01 ガイアカラー薄め液
希釈率 1:2(塗料:薄め液)
今回使用したサーフェイサーは下記5種類となります。
薄め液と希釈率は以下の通りとなります。
薄め液 T-01 ガイアカラー薄め液
希釈率 1:2(塗料:薄め液)
- ブラック
GS-03 サーフェイサーエヴォ ブラック - グレー
GS-01 サーフェイサーエヴォ - ホワイト
GS-02 サーフェイサーエヴォ ホワイト - ピンク
GS-07 サーフェイサーエヴォ パステルピンク - ブルー
GS-08 サーフェイサーエヴォ スカイブルー
今回使用したトップコートは下記3種類となります。
薄め液と希釈率は以下の通りとなります。
薄め液 T-01 ガイアカラー薄め液
希釈率 1:2(塗料:薄め液)
- 光沢トップコート
Mr.HOBBY C46 Mr.カラー クリアー/光沢 - 半光沢トップコート
Mr.HOBBY C181 Mr.カラー スーパークリア半光沢 - つや消しトップコート
Mr.HOBBY C182 Mr.カラー スーパークリアつや消し
塗装方法、注意点
- 注意点
- 塗装方法
- 薄め液
■塗装環境
希釈率や吹き付け圧は、ご使用の塗料の状態や作業環境によって最適な設定が異なります。
ハンドピースの口径や使用するコンプレッサーの出力などにも差が生じるため、最終的にはご自身の環境に合わせて調整をお願いします。
仕上がりの違いを楽しみつつ、ご購入前の参考程度に観てもらえると幸いです。
■乾燥時間
当サイトでは作業効率を重視して、乾燥には山善YD-180を使用しています。
乾燥機を使用する事で常温乾燥の3倍程度の乾燥効果があると判断しています。
■サーフェイサー
下地は1コートですが、サンプルには透明スプーンを使用しているため透け感が出やすく、作業効率を重視して両面塗装で透けを軽減しています。
■Mr.COLOR C15 暗緑色(中島系)半光沢
以下の流れで2コート塗装しています:
・軽く砂吹き → 下地を覆うように重ね吹き → 艶出しを意識した本吹き
■トップコート
トップコートはいずれも1コートで仕上げています。
色味や隠ぺい力を比較するためのサンプル作成が主な目的なので、ホコリ等の配慮はあまりしておりませんでご了承ください。
あと、私は塗装が上手いわけではないので、多少のムラも温かい目で見ていただけると嬉しいです(震)
塗料メーカーごとに推奨されている薄め液はありますが、当サイトのサンプル作成では作業効率や乾燥速度を考慮し、速乾性の高いガイアノーツ製の薄め液を使用する場合があります。
使用塗料とは異なるメーカー製の薄め液を用いることもありますが、いずれも同じラッカー系溶剤であるため、色味や定着に大きな影響はないと判断しています。
トップコート前の比較
トップコートを塗布していない状態の1コート/2コートの比較・確認です。
ここでは主に塗料の発色能力や、乾燥時間による色味の変化を確認しています。
トップコート無し(1コート)
▼1コート塗装後3時間の状態です。
▼1コート塗装後24時間の状態です。
C15 暗緑色(中島系)は隠ぺい力が高めで、1コートでもほぼ設計通りの濃い深緑に到達するタイプ。
下地差は小さく、黒・グレー・青は実質的に同化し、ピンクと白でわずかに明度が持ち上がる程度。
いずれも“言われれば見える”レベルで、色相の芯は終始ダークグリーンに固定されており、ブレがない。
乾燥による変化は3時間→24時間で面のムラが落ち着き、均一感が増す。
一部のカットでは体感でほんのわずかに明るく見えることもあるが、変化量は小さく、実用上はほぼ無視できる範囲。
これは半光沢塗膜が乾くにつれて溶剤が抜け、表面の微細な凹凸が整うことで拡散反射がわずかに増えるためと考えられる。
ただしC15は緑+黒系顔料主体の吸収寄り構成で、白顔料の含有量が少ない。
そのため、乾燥による散乱増加で“白っぽく持ち上がる”現象はほぼ起きず、色味は安定したまま。
結果として、明暗差も最小限に留まり、設計通りの濃緑を安定して再現できる挙動となっている。
トップコート無し(2コート)
▼2コート塗装後3時間の状態です。
▼2コート塗装後24時間の状態です。
2コートにすることで、塗膜の密度と均一性が一段と高まり、色味は“芯の通った濃緑”へと収束する。
1コートでわずかに残っていた下地差はほぼ視認不可レベルまで圧縮され、黒・グレー・青は完全に同化。
ピンクと白も「言われて気づくかどうか」という程度の明度差に留まり、全体としては吸収優位の落ち着いた濃緑が安定して再現される。
見え方としては、半透明感がさらに減少し、色が締まってコントラストが整う方向へと落ち着く。
乾燥による影響は1コート時と同様に小さく、3時間から24時間の間で面のムラが鎮まり、均一感が増す以外に大きなトーン変化は見られない。
半光沢塗膜特有の微細な凹凸が整うことで拡散反射がわずかに増え、カットによっては「気持ち明るい?」と感じる場面もあるが、実用上は無視できる範囲に収まっている。
C15は緑+黒系顔料主体の吸収寄り配合で、白顔料の含有量が少ないため、
乾燥による散乱増加で“白っぽく持ち上がる”挙動はほぼ起きない。
その結果、色味は終始安定し、明暗差も最小限に抑えられ、設計通りの濃緑がブレずに再現される。
まさに“安定型の深緑”として信頼できる挙動を示している。
トップコート後の比較
2コート24時間乾燥後の塗装サンプルに光沢/半光沢/つや消しトップコートを塗布した状態での比較・確認です。
▼光沢トップコート
▼半光沢トップコート
▼つや消しトップコート
・光沢(C46)
塗膜表面が平滑化して鏡面反射が前面に出るぶん、非ハイライト部の光が抜けて“締まった濃緑”に見える。
暗部のコントラストが上がって黒味がわずかに強調されるけれど、色相の芯は動かない。
深度感が増して「艶のある軍用ダークグリーン」という印象に収束する。
・半光沢(C181)
素地の24h乾燥と非常に近い見え方で、設計通りの濃緑をそのまま安定させる立ち位置。
微細な凹凸が適度に効いて拡散と鏡面がバランスし、明度も彩度も大きくは動かない。
迷ったらこれ、という“基準面”の仕上がり。
・つや消し(C182)
拡散反射が優位になって見かけの明度がわずかに持ち上がり、同時に彩度がほんの少し緩む。
質感はしっとりマットで、光沢系よりも“面の情報”が読める落ち着いた暗緑になる。
グレー寄りに感じる瞬間があっても、色相の軸はきちんと緑にとどまる。
今回使用した塗料のリンク
▼Mr.COLOR C15 暗緑色(中島系)半光沢
▼薄め液
▼サーフェイサー
▼トップコート
まとめ
Mr.カラーC15暗緑色(中島系)を塗装比較してみた感想ですが、
C15は“濃くてぶれない暗緑”が武器。
隠ぺい力は高めで、1コートから設計色にほぼ到達、
2コートで均一性と芯がさらに強まり下地差は実質消える。
乾燥に伴うトーン変化はごく小さく、面のムラが落ち着く程度で色相は終始安定。
最終的な見え方を決めるのはトップコートの反射構造で、
光沢は締まって深く、半光沢は基準の濃緑を安定維持、つや消しはわずかに明るさが乗ってマットに落ち着く。
要は“色は動かず、質感で表情を切り替える”タイプだから、設計は積層を2コート基準+狙いの艶を選ぶ、で迷いにくい。
この比較が、みなさんの塗装ライフにちょっとしたひらめきを届けられたら嬉しいです。








コメント