
どうも、当サイト管理人のりりえもんです。
今回はMr.HOBBY/GSIクレオスから販売されているMr.COLOR C14 ネイビーブルー(半光沢)を使い、
5種類の下地色に塗装 → [光沢/半光沢/つや消し]でトップを重ねて、
発色と質感の違いや、乾燥による見え方の変化を検証しました。
私の主観になりますが、今回の検証での印象としては、
隠ぺい高めで乾燥後も安定。仕上げの艶(トップコート)で表情が大きく変わる塗料。
この結論に至るプロセスを写真つきでまとめています。
「見せてもらうか、りりえもんの新しい検証記事の性能とやらを!」
こんな気分でさくっとどうぞ!
今回の検証内容
▼今回比較する塗料は、Mr.COLOR C14 ネイビーブルー(半光沢)です。
▼使用する下地色は以下の5色となります。
- ブラック
- グレー
- ホワイト
- ピンク
- ブルー
▼使用するトップコートは以下の3種類となります。
- 光沢
- 半光沢
- つや消し
上記5色の下地の上に、Mr.COLOR C14 ネイビーブルー(半光沢)を塗布して隠ぺい力や発色の確認を行い、
トップコート3種類を塗布した際の見え方の変化について検証していきます!
今回検証する塗料・下地・トップコート詳細
下地・トップコートの希釈率や使用した塗料の詳細は以下の通りとなります。
- 検証する塗料
- サーフェイサー
- トップコート
Mr.COLOR C14 ネイビーブルー(半光沢)に使用した薄め液と希釈率は以下の通りとなります。
薄め液 T-01 ガイアカラー薄め液
希釈率 1:2(塗料:薄め液)
今回使用したサーフェイサーは下記5種類となります。
薄め液と希釈率は以下の通りとなります。
薄め液 T-01 ガイアカラー薄め液
希釈率 1:2(塗料:薄め液)
- ブラック
GS-03 サーフェイサーエヴォ ブラック - グレー
GS-01 サーフェイサーエヴォ - ホワイト
GS-02 サーフェイサーエヴォ ホワイト - ピンク
GS-07 サーフェイサーエヴォ パステルピンク - ブルー
GS-08 サーフェイサーエヴォ スカイブルー
今回使用したトップコートは下記3種類となります。
薄め液と希釈率は以下の通りとなります。
薄め液 T-01 ガイアカラー薄め液
希釈率 1:2(塗料:薄め液)
- 光沢トップコート
Mr.HOBBY C46 Mr.カラー クリアー/光沢 - 半光沢トップコート
Mr.HOBBY C181 Mr.カラー スーパークリア半光沢 - つや消しトップコート
Mr.HOBBY C182 Mr.カラー スーパークリアつや消し
塗装方法、注意点
- 注意点
- 塗装方法
- 薄め液
■塗装環境
希釈率や吹き付け圧は、ご使用の塗料の状態や作業環境によって最適な設定が異なります。
ハンドピースの口径や使用するコンプレッサーの出力などにも差が生じるため、最終的にはご自身の環境に合わせて調整をお願いします。
仕上がりの違いを楽しみつつ、ご購入前の参考程度に観てもらえると幸いです。
■乾燥時間
当サイトでは作業効率を重視して、乾燥には山善YD-180を使用しています。
乾燥機を使用する事で常温乾燥の3倍程度の乾燥効果があると判断しています。
■サーフェイサー
下地は1コートですが、サンプルには透明スプーンを使用しているため透け感が出やすく、作業効率を重視して両面塗装で透けを軽減しています。
■Mr.COLOR C14 ネイビーブルー(半光沢)
以下の流れで2コート塗装しています:
・軽く砂吹き → 下地を覆うように重ね吹き → 艶出しを意識した本吹き
■トップコート
トップコートはいずれも1コートで仕上げています。
色味や隠ぺい力を比較するためのサンプル作成が主な目的なので、ホコリ等の配慮はあまりしておりませんでご了承ください。
あと、私は塗装が上手いわけではないので、多少のムラも温かい目で見ていただけると嬉しいです(震)
塗料メーカーごとに推奨されている薄め液はありますが、当サイトのサンプル作成では作業効率や乾燥速度を考慮し、速乾性の高いガイアノーツ製の薄め液を使用する場合があります。
使用塗料とは異なるメーカー製の薄め液を用いることもありますが、いずれも同じラッカー系溶剤であるため、色味や定着に大きな影響はないと判断しています。
トップコート前の比較
トップコートを塗布していない状態の1コート/2コートの比較・確認です。
ここでは主に塗料の発色能力や、乾燥時間による色味の変化を確認しています。
トップコート無し(1コート)
▼1コート塗装後3時間の状態です。
▼1コート塗装後24時間の状態です。
隠ぺい力は高めで、1コートでもほぼ狙いの濃紺に到達。
下地差はかなり小さく、黒≒青≒グレー<ピンク<白の順で、明暗の動きはごくわずか。
白下地では肩のハイライト周辺がほんのり明るく、ピンク下地では極薄く暖かみに転ぶが、
いずれも“言われれば見える”レベルで、全体トーンはしっかりネイビーの芯が通っている。
乾燥による影響は小さく、
3時間→24時間で面のムラが落ち着いて均一感が増すものの、
明度・色味の変化はごく僅少。特に黒・青・グレー下地ではほぼ不変の印象。
この安定性の理由は、
C14が吸収寄りの色構成(青+黒系顔料主体)で、
白顔料が少ないため、乾燥による散乱増加で“白っぽく持ち上がる”現象が起きにくい点にある。
乾燥によって樹脂が締まり、表面整列が進むことでツヤの均一化は出るが、
色そのものは動かず、設計通りの濃紺を安定して維持できる。
トップコート無し(2コート)
▼2コート塗装後3時間の状態です。
▼2コート塗装後24時間の状態です。
2コートにすることで、
塗膜の均一性と色の芯がさらに強まり、下地差はほぼ視認困難なレベルに圧縮される。
黒・青・グレー下地は完全に同化し、ピンク・白も“わずかに明るい”程度で、全体トーンは完全に濃紺で統一される印象。
乾燥による変化も1コートと同様に極めて小さく、3h→24hで面のムラが落ち着く以外は、
明度・色味の変化はほぼゼロに近い。
これは、C14が青+黒系顔料主体の吸収寄り構成で、白顔料が少ないため、
乾燥による散乱増加が起きにくく、“白っぽく持ち上がる”現象がほぼ発生しないため。
2コートでは、
塗膜の厚みと顔料密度が安定することで、設計通りの濃紺がブレなく再現される。
1コートで下地ニュアンスを活かす演出も可能だが、2コートは“狙った濃紺を確実に出す”安定型の仕上げとして非常に優秀。
トップコート後の比較
2コート24時間乾燥後の塗装サンプルに光沢/半光沢/つや消しトップコートを塗布した状態での比較・確認です。
▼光沢トップコート
▼半光沢トップコート
▼つや消しトップコート
・光沢トップ(C46)
鏡面の締まりで黒成分が前に出て、ネイビーが一段深く見える。
ハイライト以外の領域は反射が逃げて暗く落ち、全体は“濃い藍紺”に統一。
1・2コートの差や下地差はここでほぼ消え、色の芯だけがぐっと残る印象。
・半光沢トップ(C181)
光沢よりわずかにトーンが緩み、面の落ち着きと色の深さを両立した“標準の濃紺”。
反射は控えめでも黒味は十分に残り、写真でも艶ムラが最小。
運用の基準点にしやすいバランス。
・つや消しトップ(C182)
鏡面成分が削れて拡散反射が増えるぶん、見かけの明度がほんの少し上がって“生地感のある紺”に寄る。
色相は動かず、彩度だけがわずかに緩むので、装甲の質感強調やスケールダウン表現に合う仕上がり。
今回使用した塗料のリンク
▼Mr.COLOR C14 ネイビーブルー(半光沢)
▼薄め液
▼サーフェイサー
▼トップコート
まとめ
Mr.カラーC14ネイビーブルーを比較検証してみた感想ですが、
青+黒主体の吸収寄り構成だから乾燥での色味変化は最小限。
最終の見え方はトップコートの反射構造がほぼ支配し、
光沢なら鏡面優位で沈みと締まりが増して“深く濡れた紺”、
半光沢なら設計どおりの安定した濃紺をそのままキープ、
つや消しなら拡散優位でわずかに白っぽさが乗って“生地感のある紺”に落ち着く。
どの仕上げでも色相の軸はぶれず、動くのは明度・質感の重心だけ。
つまり、C14は「色は決まっている、艶で印象を決める」タイプ。
運用はシンプルに、積層でムラを消してから、狙う雰囲気に合わせて艶を選べばOK。
この比較が、みなさんの塗装ライフにちょっとしたひらめきを届けられたら嬉しいです。








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